対談インタビュー

新しい薬剤師の在り方!資格を生かした社会問題解決への挑戦

新しい薬剤師の在り方!資格を生かした社会問題解決への挑戦

薬剤師資格+αの働き方を模索した
時期

薬剤師資格+αの働き方を模索した時期

笹谷:私は2004年に大学を卒業した後、新卒で調剤併設の大手ドラッグストアに入社しました。入社した理由は、採用の担当者から「会社にとってかけがえのない存在でかつ薬剤師だとかっこいいのではないか」と言われたこと。会社にとって「この人がいないとまわらない」と言われる存在になりたい、かつ薬剤師という資格も持っているという+αの価値もつけたい。それが当時の会社に入った大きな理由であり、その後のキャリアにも影響しています。入社後は、薬剤師業務ではなく、店舗運営やマネジメント業務を担当。その中で経営的なことに興味を持ち、中小企業診断士の資格を取得しました。その資格を取得したことが自信となり、M&Aをやっている中小規模の薬局を経て、昨年の10月にCHCPに入社しました。

大草:私は大学を卒業した後、大学院へ進学しました。大学院では、研究テーマについて主体的に考えていく必要があり、その過程を通じて、自身のこれからのキャリアを考える上で様々なフレームワークを学びました。それらを通して、今後薬学部の数が更に増加すると予想される中、自身の取るべき道は大別して2つの選択肢があると考えました。ひとつが、現場の薬剤師業務そのものを極めていくこと、もうひとつは、現場だけでなく、付加価値を持ってヘルスケア全体を俯瞰できる薬剤師・医療人になること。私は自身の力が発揮されるのは後者であり、ヘルスケア全体に貢献できる医療人を目指そうと志しました。卒業後は社会人の下積みとしてITコンサルティング会社へ就職。その後、医療関係の経営コンサルティング会社へ転職し、ヘルスケアセクターへのアドバイザリー業務に従事しました。社会人として10年という節目で、主体的に医療業界の変革に携わりたいと考えていたときに、現在のCHCPと出会い、今年2月に入社しました。

ヘルスケアに従事する全ての事業を
連携させることの意義

ヘルスケアに従事する全ての事業を連携させることの意義

笹谷:現在は薬局のM&A業務を担当しています。メンバーもまだ少なく少数精鋭で、ソーシングから営業、企業価値の検討やオーナーとの交渉など、クロージングまでの業務と、グループ化された後の手続きなど、さまざまなプロセスを一貫して行っています。この8ヶ月間で案件は80〜90件ほどあり、契約成立をしたのは5件、48店舗です。薬局は200〜300店舗のグループ化を目指していますが、今後は更に病院や介護などヘルスケア事業全般に広げ、地域の核となる連携したヘルスケア事業の基盤を作っていくことが私たちのミッションです。

大草:ここ最近特に、ヘルスケア業界では連携という考え方が重要視されてきていますが、他方で資本関係が異なる主体者間同士の本質的な連携は難しい一面があり、これまで中々実現されませんでした。我々は、異なる法的環境下にある各ヘルスケア事業体を、一定の資本関係の下でガバナンスを構築し、本質的に意味のある連携基盤の構築を目指しています。今進めているグループ化はあくまでスタート地点です。ヘルスケア事業全般をグループ化した上で、ヘルスケア業界の方たちが働きやすい場所をどれだけ作れるか、ひいては、地域の方にどれだけバリューを提供できるかが私たちのゴールです。

それぞれのプロフェッショナルが最大価値を出せる環境づくりと社会問題解決への挑戦

それぞれのプロフェッショナルが最大価値を出せる環境づくりと社会問題解決への挑戦

大草:私たちの会社は、プラットフォームを作る会社です。様々なヘルスケア事業を連携させて日本のヘルスケア業界の効率化を図ると共に、最先端の技術等を導入することで、業界の高度化を企図しています。それらエコシステムの構築によって、ヘルスケアに従事する人たちがプロフェッショナリズムを創り出せる場を作っていくことを目標としています。

笹谷:薬局は全国に約5万軒あると言われています。グループ化されている大手もいくつかありますが、ほとんどは中小規模で市場が分散されています。そうした中、薬剤師は日々目の前の患者さんの対応に追われ、新しいことに挑戦することが難しい環境にあります。しかし、ある程度グループ化していくことによって、新たな設備投資ができたり、新しい取り組みに時間をつかうことができたりします。私たちはその体制を整えて、新しいことにチャレンジできる環境を作っていきたいと考えています。既に、CHCPグループ内の薬局・薬剤師からも、もう少し幅広く仕事を手がけてみたいとか、自分の会社だけでなく他の会社も見たいという声も上がってきており、私たちのやっている成果が少しずつ見えてきていると感じています。

大草:薬学部は6年制となり、より細分化し専門家としての知識を求められるなか、国家試験の受験を控える学部時代にはなかなか新しい働き方を見つけにくい環境です。また、良し悪しとは別問題として、卒業後もひとつの薬局にとどまってしまうと、新しい世界を知る機会が限定され、自身の成長の可能性を知らずのうちに見逃している可能性があるのではと危惧しています。 我々は、ヘルスケアに従事する人たちがより成長できる機会を提供できるようなプラットフォーム作りをしたいと考えています。

時代の変化を見越した新しい薬剤師の在り方

時代の変化を見越した新しい薬剤師の在り方

笹谷:薬局というのはある意味で閉じられた世界です。薬局・薬剤師以外との交流を持つことや、もう少し外に出る勇気を持つことが必要だと感じています。例えば、私は薬剤師以外に中小企業診断士の資格も持っていますが、他の資格にチャレンジするというのも面白いです。ひとつのところにとどまっていると、やはり視野が狭くなりますし、人生を豊かにする意味でも新しいことにチャレンジするというのは大事だと感じています。また、薬学部が増えたことで、薬剤師の数が増えてきています。ですが、その一方で薬局の数は飽和状態です。これは薬剤師には限りませんが、今までと同じことを同じようにやればいい、という安定思考では薬剤師としてのキャリアも難しくなってくるのではないでしょうか。

大草:安定志向という意味では、私は、安定というのは何も変化がないことではなく、常に変化に対応できることだと思っています。例えば薬剤師として極めるという視点で考えると、全く別の新しい立場で関わることも有効だと思います。2015年当時、オバマ大統領が、「Precision Medicine Initiative」を宣言しましたが、ようやく日本でも精密医療が認知されはじめました。そのなかで、次世代シーケンサーを利用したゲノム解析において、バイオインフォマティシャンがキュレーションした解析結果をもとに、Druggableな遺伝子変異を特定、バイオマーカーに対する標的薬を議論していくキャンサーボードのようなカンファレンスも増えてきております。私は、こういった場に先鋭的な薬剤師も入るべきだと考えています。もちろん調剤現場で働く薬剤師もかけがえのないとても重要な存在ではありますが、時代の変化にアンテナを張りながらチャンレンジし続けることも、未来へつなげるために必要なことだと思います。

薬剤師の資格を生かした多様な働き方と
新しい挑戦

薬剤師の資格を生かした多様な働き方と新しい挑戦

笹谷:私たちの仕事はプラットフォーム作りです。私たちのグループに入ることによって、働き方により多くの選択肢が増えると考えています。現場で専門性を高めたり、在宅医療へチャレンジしたりという選択肢もあるでしょう。また、エリアマネージャーとして携わることや我々のように経営的な側面から携わることもできますし、病院や介護施設などとの横の連携を模索することもできます。CHCPのメンバーになるからには、その業務に必要な教育が受けられる環境を整えていきます。

大草: 創業メンバーは30代~40代が多く、メンバー間は正しいと思う事を正しいと言える関係性で、年功序列のような閉塞感もありません。さまざまなことにチャレンジしたい人にはその場を提供できる器がCHCPにはあります。ぜひ新しいチャレンジを私たちと一緒にしてみませんか。

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