在宅サービス連携事例

より多くの方の
「私らしくいきたい」を
支えられる社会を
創るために

ケアプロ在宅医療株式会社
代表取締役 金坂 宇将

ケアプロ在宅医療株式会社のこれまでの歩み

ケアプロ在宅医療株式会社(以下、「当社」)は、ケアプロ株式会社の在宅医療事業部として2012年5月に発足し、訪問看護事業と居宅介護支援事業の運営を行ってきました。

2021年5月には、杉並区で小児専門の訪問サービスを展開している株式会社エイチ・ユウ・ジーを事業承継しました。その後、2022年12月、ケアプロ株式会社から会社分割・株式譲渡を同時に行うことを通じて、CHCPグループの一員となりました。

当社のMISSIONは「在宅医療の課題を解決し、” 私らしくいきたい ”を支える社会を創造する」です。様々な方の生き方や逝き方を支えるための組織の在り方を考えてきました。私達の考える「私らしくいきる」とは、人生のその瞬間瞬間を自分で選択できることであり、「私」とは利用者本人だけでなく、家族や働くスタッフを含めた多様な「私」を想定しています。

CHCPに加わった後のこと(グループメリットの実感や変化)

まず、コミュニケーションが多く、今までやってきたことややり方をしっかり聞いて、それを尊重してくれます。また、大きな相談相手ができたという感覚で、頼りにさせていただいています。

コーポレート・ガバナンスの構築にも繋がりました。CHCPグループの一員となるタイミングで取締役会設置会社となり、それに伴い会議体の整理や権限規定の再構築などを行い、体制面の強化に取り組むことができました。ちょうど100名を超える組織になってきた時期でもあり、組織管理体制の構築も重要な課題の一つとして感じていたので、この部分をご支援頂いたことはとても良かったです。

また、自分自身が初めての代表業ということで、当初は不安な点もありましたが、相談したり一緒に考えることができる体制があることは安心にもなりますし、的確な意思決定を行う意味でも重要な機会であったと感じています。

もう一点、新しい機会が増えたと感じています。具体的には、CHCPというブランドを通じて、当社だけでは作れないコネクションや機会を繋げていただいています。そういった中から、当社の発展に繋がる選択肢を選ぶことができる環境になってきているように感じています。

これからの展望と期待

在宅医療の課題はその事業所によって違うため、その地域の事業所が当事者となって地域の課題に根ざした事業展開をしていくことが重要であると考えています。そして、それぞれの地域には、「この地域を支えたい」「地元に貢献したい」という気持ちをもつたくさんの仲間がいると思っています。我々は、そのような仲間を支援し、より多くの方の私らしいいきかたを実現できる社会創りに貢献していきたいと考えています。

そのためにも、現在の事業をモデル化し、熱い思いを支援できる体制を構築していきたいです。その中で、CHCPの基盤を生かしたシナジーを生み出していけることに期待しています。