新しい薬剤師の在り方!
資格を生かした
社会問題解決への挑戦

TOPIC1

薬剤師資格+αの働き方を模索した時期

笹谷:私は2004年に大学を卒業した後、新卒で調剤併設の大手北陸が地場のドラッグストアに入社しました。入社した理由は、採用の担当者から「会社にとってかけがえのない存在でかつ薬剤師だとかっこいいのではないか」と言われたこと。会社にとって必要な人材になれる人となれない人がいると思いますが、自分自身「この人がいないとこの会社がまわらない」と言われたい。かつ薬剤師という資格も持っているというとしての価値だけでなく、+αの価値をつけたい。それが当時この会社に入った大きな理由であり、その後のキャリアにも影響しています。入社後は、薬剤師業務ではなく、店舗運営やマネジメント業務を担当。その中で経営的なことに興味を持ち、中小企業診断士の資格を取得しました。その資格を取得したことが自信となり、M&Aをやっている中小規模の薬局を経て、CHCPに入社しました。

大草:私は大学を卒業した後、大学院へ進学しました。学部時代は、資格試験の勉強で忙しかったのですが、大学院は自分の裁量でできたこともあり、キャリアについて考える時間がありました。その時に、今後薬学部の数が増える中、道は大きく2つあると考えたのです。ひとつが薬剤師そのものとして極めていくこと、もうひとつが付加価値を持った薬剤師になること。私は後者を選択し、卒業後は社会人の下積みとしてITコンサルティング会社へ就職。その後、医療関係の経営コンサルティング会社へ転職し、病院などへのアドバイザリー業務を行いました。社会人として10年という節目で、主体的に医療業界の変革に携わりたいと考えていたときに、現在のCHCPから話がきて、入社しました。

TOPIC2

ヘルスケアに従事する全ての事業を
連携させることの意義

笹谷:現在は、薬局の買収、M&A業務を担当しています。メンバーもまだ少なく少数精鋭で、ソーシングから営業、企業価値の検討やオーナーとの交渉など、クロージングまでの業務と、グループ化された後の手続きなど、さまざまなプロセスを一貫して行っています。この半年で案件は80〜90件ほどあり、契約成立をしたのは4件、23店舗です。薬局は200〜300店舗のグループ化を目指していますが、今後は更に病院や介護などヘルスケア事業全般に広げ、地域の核となる連携したヘルスケア事業の基盤を作っていくことが私たちのミッションです。

大草:ここ何十年かで、医療業界では連携という考え方が重要視されてきていますが、一方で主体者が異なるとなかなか難しい一面があり、これまでなかなか実現されませんでした。例えば薬局は株式会社ですが、病院は医療法人。法律などが異なる中でどう統合し、連携を図っていくのかということはこれからの課題でもあります。M&Aを行うのはあくまでもスタート地点。ヘルスケア事業全般を揃えた上で、地域の方にどれだけバリューを提供できるか、医療業界の方たちが働きやすい場所をどれだけ作れるかが私たちのゴールでもあります。

TOPIC3

それぞれのプロフェッショナルが最大価値を
出せる環境づくりと社会問題解決への挑戦

大草:私たちの会社は、プラットフォームを作る会社です。様々なヘルスケア事業を連携させて日本のヘルスケア業界の効率化を図ると共に、最先端の技術等を導入することで、業界の高度化を企図しています。それらエコシステムの構築によって、ヘルスケアに従事する人たちがプロフェッショナリズムを創り出せる場を作っていくことを目標としています。

笹谷:薬局は全国に約5万軒あると言われています。グループ化されている大手もいくつかありますが、ほとんどは中小規模で市場が分散されています。そうした中、薬剤師は日々目の前の患者さんの対応に追われ、新しいことに挑戦することが難しい環境にあります。しかし、ある程度グループ化していくことによって、新たな設備投資ができたり、新しい取り組みに時間をつかうことができたりします。私たちはその体制を整えて、新しいことにチャレンジできる環境を作っていきたいと考えています。既に、CHCPグループ内の薬局・薬剤師からも、もう少し幅広く仕事を手がけてみたいとか、自分の会社だけでなく他の会社も見たいという声も上がってきており、私たちのやっている成果が少しずつ見えてきていると感じています。

大草:薬学部は6年制となり、より細分化し専門家としての知識を求められるなか、国家試験の受験を控える学部時代にはなかなか新しい働き方を見つけにくい環境です。また、良し悪しとは別問題として、卒業後もひとつの薬局にとどまってしまうと、新しい世界を知る機会が限定され、自身の成長の可能性を知らずのうちに見逃している可能性があるのではと危惧しています。 我々は、ヘルスケアに従事する人たちがより成長できる機会を提供できるようなプラットフォーム作りをしたいと考えています。

TOPIC4

時代の変化を見越した新しい薬剤師の在り方

笹谷:薬局というのはある意味で閉じられた世界です。薬局・薬剤師以外との交流を持つことや、もう少し外に出る勇気を持つことが必要だと感じています。例えば、私は薬剤師以外に中小企業診断士の資格も持っていますが、他の資格にチャレンジするというのも面白いです。ひとつのところにとどまっていると、やはり視野が狭くなりますし、人生を豊かにする意味でも新しいことにチャレンジするというのは大事だと感じています。また、薬学部が増えたことで、薬剤師の数が増えてきています。ですが、その一方で薬局の数は飽和状態です。これは薬剤師には限りませんが、今までと同じことを同じようにやればいい、という安定思考では薬剤師としてのキャリアも難しくなってくるのではないでしょうか。

大草:安定志向という意味では、私は、安定というのは何も変化がないことではなく、常に変化に対応できることだと思っています。例えば薬剤師として極めるという視点で考えると、全く別の新しい立場で関わることも有効だと思います。2015年当時、オバマ大統領が、「Precision Medicine Initiative」を宣言しましたが、ようやく日本でも精密医療が認知されはじめました。そのなかで、次世代シーケンサーを利用したゲノム解析において、バイオインフォマティシャンがキュレーションした解析結果をもとに、Druggableな遺伝子変異を特定、バイオマーカーに対する標的薬を議論していくキャンサーボードのようなカンファレンスも増えてきております。私は、こういった場に先鋭的な薬剤師も入るべきだと考えています。もちろん調剤現場で働く薬剤師もかけがえのないとても重要な存在ではありますが、時代の変化にアンテナを張りながらチャンレンジし続けることも、未来へつなげるために必要なことだと思います。

TOPIC5

薬剤師の資格を生かした多様な働き方と新しい挑戦

笹谷:私たちの仕事はプラットフォーム作りです。私たちのグループに入ることによって、働き方により多くの選択肢が増えると考えています。現場で専門性を高めたり、在宅医療へチャレンジしたりという選択肢もあるでしょう。また、エリアマネージャーとして携わることや我々のように経営的な側面から携わることもできますし、また病院や介護施設などとの横の連携を模索することもできます。メンバーになるからには、その業務に必要な教育が受けられる環境を整えていきます。

大草:創業メンバーは30代~40代が多く、年功序列ではないので、薬局にあるような閉塞感はありません。さまざまなことにチャレンジしたい人にはその場を提供できる器がCHCPにはあります。ぜひ新しいチャレンジを私たちと一緒にしてみましょう。

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